こちらの記事の続きです。今回は運転台側のTNカプラー化、集電化、室内灯の設置を行います。
・目次
TNカプラー化
近鉄といえば併結なので運転台側の連結器をTN化します。
鉄コレのTN化はスカートとの干渉が厄介なことが多いですが、最近(でもないか)TOMIXが薄型小型のカプラーを開発してくれたので有り難く使うこととします。元の鉄コレはライトグレーのダミーカプラーが付いていましたが、どうやら実車の連結器は本体が黒、電連がダークグレーとなっているようです。したがって、黒色のJC6390、485系くろしお用の物を使いました。
スカートの部品の根元の余計な部分を大胆に削ってあとはポン付け。
ここまでやって運転会に参加しました。Njゲージクラブの走行会です。部員絶賛募集中!!2ヶ月に1回、非会員でも参加可能な走行会を実施しています。詳しくはこちらへどうぞ。
対向の汎用特急車は参加者のおクルマです。相方は6820系に改造するつもりで買ったけど初手で阪神線直通対応マークの消去をしくじった(泣)9020系です。どうにかしようと思います。
集電化
やっていきましょう。
台車
台車に丸穴を開け、KATOの台車集電板とカプラースプリングを取り付けます。ボディマウントカプラー用の柔らかい物を使うのがポイントです。
床板
床板にバネを通す扇形の穴を開けます。
リン青銅板で板バネを作り、室内灯に電気を渡す接点となるコイルバネを取り付けます。
これを床板にネジ止めします。ネジにはIMONで買ったM1×2ビスとM1ナットを使いました。この方式で集電化すれば柔らかい二重バネになり、追従性は良好で車体にウエイトを積まなくても腰高になりません。
ここに室内表現の板を取り付けるとこんな感じ。バネだけが妻板側に顔を出す形となります。
室内灯の設置
続いて室内灯を入れます。今回は自作室内灯ではなく既製品を使用します。
Densha.meさんのTOG2室内灯です。この鉄コレの元ネタであるFT01の編成はリニューアル工事を受けて室内灯やヘッドライトがLEDに更新されているとのことなので、色温度5000Kの物を使いました。
TOMIX式特有の巨大なバネが見えているのは嫌だったので、これを外して銅箔テープを取り付けました。これで車端部までスッキリしたままで室内灯が入れられます。
点灯してみます。遮光塗装はしていないのでボディが透けると思っていたのですが、現実的な明るさの室内灯ならそうはならないんですね。ボディが肉厚なのも効いていそうです。
記念撮影。手前の6820系もどきも早いとこ改造してあげたいところです。
さらに記念撮影。某所で開催されたNjゲージの会合(先述のNjゲージクラブとは別)で南大阪線の車両と合わせ撮影をしました。ありがとうございました!
続きます。次回はライトを点灯化していきます。