日ノ出前検車区

趣味は朝活で。最近は備忘録と化しています

【1/80】山形鉄道の鉄道むすめラッピング車を作る(5)

【大悲報】鉄むすラッピング終了


本当は実車と並べたかったのですが、叶わぬ夢となってしまいました。
それはさておき、ほとんどの車両が花柄になっている中で創業時の塗装が残ったのは素直に喜びましょう……あれ、でも貫通扉の社章とか🄵🄻🄾🅆🄴🅁 🄻🄸🄽🄴🅁とかが省略されちゃってるな?と思ったら、
 
🍜ラ ー メ ン 大 好 き 小 泉 さ ん🍜

……山形鉄道の制服を着た別な別嬪さんの絵が描かれました(笑) これはこれで楽しみです。内装の取材の時に乗れるといいな。
 
 



HOゲージのYR-887を作る話です。前回はデカールのデータを作って印刷に失敗しました。今回はアプローチを変えて再挑戦します。



・目次


デカール作成・再挑戦

GIMPでデータ作成

GIMPをインストールするところから始めます。

画像の解像度は600dpiで設定しました。最低350dpiというのは一般的な印刷物の話であり、デカールならもっと高いほうがいいかなとの考えです。今思えばファイルサイズも大したことないんだし1200dpiでも良かったですね
↑このあとデータ・プリンター共に1200dpiないと模型用途では厳しいことが判明します。

切り抜きとレイヤーの拡大・縮小を使って画像を並べていきます。
 

デカール用にサイズを合わせてPDFに書き出して1000%まで拡大するとこんな感じ。大丈夫そうですね。
 
 
実車は偶数側と奇数側で同じサイズのラッピングフィルムを使ってると思うじゃないですか、

杜みなせと釜石まなは海山でサイズが違うんですよねぇ〜〜しかもまなさんのサイズ違いは並べればギリ分かるレベルです。逆に平賀ひろこは片方がニーショットの構図、もう片方が全身立ち絵なのに海山でサイズが共通となっています。どうしてこうなった。
 
 


印刷依頼

作ったデータをpdf出力し、秋葉原に出向いて印刷してきました。

……?なーんか微妙なんだよな……
 
プリンターの性能を活かしきれていない感があるんですよね。
 



レーザープリンターの購入

某所で開催されたオフ会でデカール自作に詳しい方に相談したところ、pdf書き出しの工程が良くないのではないか、とのことでした。その方は本格派のレーザープリンターをお持ちで、Adobe Illustratorで作ったデータを直に印刷しているそうです。もうどうしようもないじゃん……というわけで、
 
 

レーザープリンターを買いました!!!デカい!!

リコーの P C6010 、1200dpi×1200dpi出せて←ここ重要 10万円程度です。機種決定に至るまでの詳細、印刷のTipsは語ると長いのでこちらからどうぞ。

これなら手軽に何度でもやり直せますね。
 




試し刷り。綺麗に刷れていますね。設定などの詳細は先述の記事中にあります。
 

で、データを改めて整えます。

プリンターと†対話†した結果データはPowerPointで作ることにしたので、GIMPで彩度調整→パワポに貼り付け→試し刷り のサイクルを回します。ただひたすらに面倒です。


Tips
  • GIMP上でも画像のコントラストは調整しないほうがよさそうです。印刷がボケました。
  • パワポで同じ画像を複数並べる時はパワポ上のオブジェクトのコピペはしないほうが良さそうです。面倒ですが全て画像ファイルを挿入→サイズ変更してやりましょう。
  • パワポ上でのトリミングも出力された画像が若干ボケました。基本的にパワポ上ではサイズ変更以外の機能は使わないほうが良さそうです。



 

立ち絵印刷準備完了

ようやく納得のいく印刷が出来ました。


 
試し刷りの紙を切り出して大きさの確認。

いい感じですね。


長かった…………




続きます。残念ながら次回もデカールの話です。透明デカールに印刷する表記類のデータを作ります。ラッピング列車は大変ですねぇ。

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