鉄道模型関連でお声がけを頂いた展示会に年数回ペースで出展させて頂いているのですが、模型の加工内容の都合で毎度のように会場で9V電池やワニ口クリップを大量に出して机をごちゃごちゃさせてしまっていました。
みっともない&展開・撤収に時間がかかるので、何とかならないかなぁ……と設営の度に考えていました。
USBバスパワー5V→12V昇圧と、定番の中華PWM基板を組み合わせればコンパクトで使いやすいコントローラーができるのでは?と考え、手軽にパッと出せるパワーパックを作ってみることにしました。
・目次
電子部品の調達
まずはam͜a͉zonで売っているUSB→DC12V変換器とおまたせいつものPWM基板を購入しました。
はてなブログ、いつの間にかam͜a͉zonのリンクに対して埋め込みが使えなくなっていますね……悪質な小銭稼ぎ対策でしょうか。道徳心の無い連中のせいでサービスが不便になるの、嫌になっちゃいますネェ……
また、DC12Vの入力端子として2.1mmのジャックも買ってきました。
方向転換用のトグルスイッチは6Pの物を選びました。千石電商に小型の物がありました。
昇圧器が12Wとのことなので、実際に模型側が使える電流量は1A弱程度になります……ということで、万が一の際に電流が流れすぎないようにポリスイッチも買いました。耐圧16V、定格1.1Aの物を選びました。
今回のパワーパックは小ささを優先し、スペック低めで機能も最低限にすることにしました。
模型を走らせるというよりは展示会でライト類の点灯デモに使う、調光器的な運用になる予定なのでこれで問題ないでしょう。
動作確認
とりあえずPWM基板が動くことを確認しました。am͜a͉zonの安い物には理由がありますから、ね。
容器の選定
パワーパックのケースを探します。
基板が入ってDCジャックとトグルスイッチが付けられればもはや何でもいいので、
凝縮の一粒
手塩にかけた心に沁みる梅ぇ味
男梅😡粒
濃厚梅干し味
答えはまちおかにありました(笑)
底はこんな感じで外れました。丁度いいですね。
中身はスタッフが美味しくいただきました。実際美味しかったです
PWM基板のボリュームとトグルスイッチを仮固定。良さげですね。
底にはDCジャックと基板取り付けのネジ穴を開けました。
実はTOMIXの純正ケーブルのオス端子にはピンヘッダ(2.54mm)が挿せるので、出力端子はごく普通のピンヘッダを基板にハンダ付け→それをスペーサーとプラネジで固定する形式にしました。
配線
あとは基本的に繋いでいくだけですが、トグルスイッチの配線は一癖あるので注意しました。
下記のサイトを見ながら配線しました。分かりやすい図の掲載ありがとうございます!
部品同士の干渉がないことを確認しながら底を閉じたら、
PWMパワーパック完成!
コンパクトでいいですね。展示会で活躍してもらおうと思います。
電源はモバイルバッテリーでもスマホ用の充電器でも何でも使えます。パワーパック本体への入力はDC4.5V以上12V以下なら何でもいいので、9V角型乾電池でもOKです。
ちなみに9V電池用のバッテリースナップ→DCプラグの変換?ケーブルは秋月で売っていました!作ろうと思っていたのでラッキーでした。
数あって困る物ではないので、魅力的な容器を見つけたらどんどん作ろうと思います。
作ったパワーパックの紹介
チョコレートの容器
カルディのレジ横で見つけたチョコの容器をパワーパックにしてみました。
464円!?うせやろ?思い元値を調べたら€2.45でした。円安つらたん🥺🥺🥺
可愛くてお洒落なパワーパックです(笑) ちなみにSimón Collはスペインのチョコレートのようです。