MaxモデルのNDCキットから山形鉄道のYR-887を作る話です。前回は主役のキャラクターが印刷されている白デカールを作成しました。今回は表記類の透明デカールを作成します。
前回の記事はこちら。
今回もデータを作って試し刷り→サイズ調整のサイクルを回します。
キャラクター名
イラストの横に書かれている名前のデータを作成します。
なお、実車にはこの文字の下に白地に小さい文字(テプラ?)で版権関係の表記が入れられているのですが、細かいのと見た目が良いわけでもないのであえて再現しないことにしました。
PowerPointのテキストボックスで作っていきます。
フォントは基本的に全てMS Pゴシックを使用しました(笑) ただ、MS Pゴシックは"Ringo Ayukai"のgの書き方が実車と違ったのでgだけメイリオを使いました。フォントサイズをいじったら案外違和感なく馴染んでくれました。
で、これを全員分作って印刷したところ、
なぜか青字が濃い紫色で印刷されてしまいました。📞🐱<どうして
実験的にデータの文字色を思いっきり明るい水色(左)と分かりやすい#0000FF(右)にしてみました。
左は欲しかった色が出ました。右は相変わらず紫色で出ています。
うーん。危うくRGB-CMYK変換の罠にはまるところでした。こういった意味でもプリンターを自分で持っておいて試し刷りできると有利ですね。
試し刷りしてサイズ確認。オレンジの上に青字の透明デカールを貼るので色が黒っぽくなるとは思いますが、実車もそんな感じなので問題ありません。
余談ですが、この後"Nagisa Shimizu"にもgが入っていることに気付いてデータを修正しています。aやgの書体が2種類あって統一されそうにないことの背景が気になりますねぇ。
ドアエンジン点検口(?)
戸袋の下の所に付いている開口部です。過去の記事でも触れましたが、ここに使えそうなエッチングパーツ等は無さそうだったのでデカール表現にすることにしました。
パワポの図形の一番細い線で描き、非常に淡いグレー~黒の間の何段階かで作って印刷してみました。塗装後に貼ってみて悪目立ちするようだったらやめておきましょう。
全体はこんな感じになりました。
面積的にはハガキ1枚分なんて全然使わないのですが、印刷物の大きさ合わせで問題になるのも面倒だったので今まで通りのはがきサイズでの印刷としました。
レタリングが入ると賑やかになりますね。貼るのめんどくさそう
最終的に、納得できるデカールの印刷が完了するまでにこれくらい試し刷りしました。
やはり3Dに限らず2Dでもプリンターは所有したほうがいいですね。お高いですが効果は抜群です。
続きます。次回は車体にパーツを取り付け、塗装してデカールを貼っていきます。
今日も一日鮎貝りんごが可愛い
山形県の鉄道むすめ。
— 義元ゆういち (@fd375575) 2020年2月23日
山形鉄道フラワー長井線/駅務係
『鮎貝りんご』さん。 pic.twitter.com/fdYJVpdYV5