グリーンマックスの近鉄16200系「青の

と思ったら色々あって訪れた難波のぽちフェスであっさり入手できてしまいました。やはり土地柄ってあるんですねぇ。

何度か再生産されているようですが、今回入手したのは品番50623のものです。特製のスリーブと青いケースが可愛かったのでこれにしました。
■目次
軽くレビュー
造形や塗装については各所にレビューが上がっているのでここでは割愛します。まずは製品化してくれたことに感謝です。
テーブルランプが光るギミックが特徴的です。

トワイライトエクスプレス等のテーブルランプが光る模型には一種の憧れがあったのですが、寝台特急は編成両数が多く手を出せていませんでした。たった3両でそれが手に入ったのは有難い限りです。
そんなギミック付きの床板を分解するとこんな感じ。

床板に仕込まれた専用基板にチップLEDが付いており、室内表現のパーツに取り付けられたテーブルランプの部品を下から直に照らすようになっていました。
台車間距離の改造
近鉄車は台車間距離が一般的な国電と比べて長めなのが特徴的なのですが、GM製品だと汎用床板を使うせいでこれが再現されていません。
元の床板は台車間距離91mm、適正値は94mmです。僅か3mmですがNサイズの模型だと気になる3mmだったりします。
T車は元の床板の改造、M車は鉄コレ動力への載せ替えをやっていきます。
床板の改造
T車の台車間距離を変えていきます。
以前近鉄9020系を改造したとき同様の加工となりますが、今回はもう少し改良してネジ頭が出ない構造にしてみました……というのも、室内表現の板が床板に乗っかる構造になっているのでネジ頭が出ていると都合が悪いのです。
ピボットの部分を切り離し、集電板に干渉しない位置に穴を開けてM1のネジを切ります。M1タップはam͜a͉zonで買えます。

上側の板には皿穴を掘りました。ハイキューの面取りビットWCで加工しています。タミヤの物より綺麗に仕上がるのでこちらのほうがオススメです。
して、皿ネジで固定するとこんな感じ。

こうすればネジ頭が引っ込んだ状態でネジ止めできます!
使ったネジはこれもam͜a͉zonで買ったM1〜M1.4の皿ネジのセットです。IMON等で買える皿ネジの最小サイズはM1.4で、Nサイズの模型には大きすぎるのが悩みでした。この手のマニアックな部品も対個人販売してくれるのがさすが中国といったところですねぇ……
組み立てます。台車が車端部側に寄るので、床板と台車の集電板を接触させる穴も拡大してあります。

最後に緑色の座席パーツを取り付けます。製品状態ではまさかの接着固定だったのでねじ止めに変更しました。


こういう所で接着を発動しちゃうの、なんというかGMっていつまでも二流メーカーですよね……しかも塗布量の管理もできてないしさぁ……(1号車と3号車で接着剤の量が全然違う)
改造できました!

先頭車だとスカートと台車の距離で比較するのが分かりやすいですね。左が製品ママですが、やはり隙間が空きすぎな感じがあります。地味ながら意外に目立つ改造です。
動力載せ替え
動力ユニットも載せ替えていきます。
元の模型には完動品のGMコアレス動力が付属してはいましたが、
- 台車間距離が近鉄らしくない上に修正も困難
- 動力の起動電圧が低すぎてライト類が常点灯にならない
- KATOのスタンダードSXとの相性が悪い
ことから、鉄コレ動力のTM-14に載せ替えることにしました。簡単にそれっぽい近鉄の台車間距離を得られるのが魅力です。
まずは台車レリーフを移植します。また、鉄コレ動力のスペーサーは大中小の中を使いました。

続いてガラスと干渉する部分を切り欠きます。扉のところはガラスパーツが下の方まで来るので、動力ユニット側を切り欠いて対応しました。

また、このときガラスパーツのGM動力を固定するツメは切り取ってしまいます。
続いて他車と車高を合わせていきます。
背比べの前にまずは車輪を替えました。T車も鉄コレ動力もKATOの黒染め車輪に履き替えています。
鉄コレ動力の改造方法は以下の記事の通りです。
T台車は軸長を変えて装着しています。IMONで売っているTahmazoのピニオン抜きが便利です。

車輪を揃えたらレールに乗せて慎重に検討を進めました。結果的にガラスパーツの下辺と鉄コレ動力の上辺をベタっと合わせた高さで丁度いい感じになりました。


最後にボディを固定します。ボナファイデのP-013「鉄コレ動力取付け用ツメセット」を使いました。

このパーツはTM-05〜10までの動力用として作られており、今回使ったTM-14は対象外だったのですが何とか工夫して取り付けました。エッチングパーツのほうは車体に対してニチバンの強力両面テープで貼っています。
改造完了!

僅か3mmの違いではありますが印象が変わりますね。やはり国電とは違う長めの台車間距離も近鉄らしさの一つだと思うのです。
連結器
元の製品では台車マウントのアーノルドカプラーで連結する仕様でした。TNカプラーに載せ替えます。
鉄コレ動力はそのまま、GM床板のほうは取付穴1つ分前にずらして設置しました。
後々以前開発したTN式通電カプラーを付ける予定なので、一旦手元にあったとJC6360とJC7266を付けておきました。
余談
当初はM車を鉄コレ動力のTM-16、T車をGMの21m級床板にすることも考えていましたが諸般の事情で断念しました。
まずGMの21m級床板の台車間距離は96mmとなっています。実車÷150が94mmなのでここは割といい感じになりそうです。
一方の鉄コレ動力はTM-14が台車間距離93mm、TM-16だと95mm。
全体のバランスを考えるとM車はTM-16に載せ替えてT車を21m級床板に交換するのが丸そうな感じもあったのですが、TM-16は対応するトレジャータウンの動力すっきりキットが出ていないんですね……室内にモーターが突き出ているのは気に入らなかったのでTM-16の採用を断念した次第です。
さらに、

おそらくはライト基板のバネの力でスカートが押し下げられてしまうことを防止する構造でしょう。床板を交換するとこのあたりの構造を残すのも一苦労なので、交響曲に関しては元の床板を活用するほうがラクなように思います。
それはそうとGM車は他メーカーと比べても決して安い模型ではないのですから、全てを汎用床板で済ませようとするのはいい加減にやめて頂きたいものですね……
続きます。次回はライトユニットを改造していきます。







































































