東京・葛西駅の高架下にある地下鉄博物館にはHOのレイアウトがあります。数時間おきに運転が行われます。
さて、そんなレイアウトにはレールの清掃を行う裏方がいます。気になって写真を撮ってみたのですが、距離が微妙に遠くてスマートフォン程度の機材ではマトモな写真が撮れませんでした。
この度、もう一度ちかはくに行く機会があったのでもう少しいい機材で撮り直してきました。ただし、一番肝心な場所のガラスが汚かったため写真も全体的に濁っております。
両先頭車はだいたい同じような湘南顔です。
・パンタ車
パンタグラフが付いているのはこの1両のみです。
ありがちな湘南顔でオデコに2灯、雨樋がハチマキのようにぐるっと巻いてあります。見慣れない顔ですが、顔までスクラッチビルドしているのでしょうか。
乗務員扉の後ろにはシャッターのような表現が。 台車はメトロ7000のような住友系?の物が付いています。日光モデルのFS-378かな?NならKATOの営団6000のASSYがピッタリでしょう。
■レー■ル 〇清掃車。窓割りとデザインが全然対応していません(笑)
作って置いておいたら「あれはなに?」みたいな質問が多数あったため後から用途を大書した……のかもしれません。
パンタの下は低屋根です。でも隣の車両の車高が高い上に相方の先頭車に観測ドームが載っているから何の意味もない……(´・ω・`)
妻面には貫通扉の穴が開いています。妻面窓などはありません。
・ドーム付き先頭車
架線検測車?かも知れませんがパンタがありません。
顔はパンタ車と同じ湘南顔……なのですが、オデコのライト配置が異なります。なんで!?
妻板には貫通扉の穴のほかに窓がありまして……
ハイ。妻面窓は一つだけです。左右非対称になっています。どうしてこうなった。
観測ドームを前から。
観測ドームの部分は低屋根になっています。
動力に何を用いているのかが気になるところですが、MPギアでもパワートラックでもなさそう…?動いているところを見たいのですが、こんな車両に注目する人はあまり多くないようです。ネットをあちこち漁ってみたのですが資料が見つかりませんでした。それとも自走じゃなくて他の車両に併結して走らせているとかかなぁ?
このクリーニングカー含め、普段はガラスの内側に入っているHO模型を近くで見てみよう、といった催し物もあったようです。また開催されるようであれば見てみたいものです。
ちなみにですが、15:30の運転が終了した後は照明が薄暗いオレンジ色になり、取材が実質不可能となります。車両を見たい場合はそれより前に行く必要があります。