本物の鉄道車両が置いてある眼科です。埼玉高速鉄道を乗りつぶし、せっかくなので終端駅の浦和美園から歩いて行ってみました。
東武野田線の岩槻駅までの延伸をPRする駅広告。埼玉スタジアムは途中駅のすぐ横にあるんだろうとか思っていたのですが、終端駅から先、若干離れた所にあるんですね。広告が東武側の事情(笑)にあわせ更新されているあたりまだまだ諦めてはいないようです。
これはスタジアムに人が集まる時だけ使われるホームでしょう。
浦和美園はガチャの聖地を目指しているんだとか。その割に台数は……というのが正直な感想ですが、ラインアップにはこだわりを感じました。
本題に入ります。
3番出口を出て、
ÆONの裏を通って、
南に向かって歩くと見えてきます。
はい。
まず見えるのは元総武流山電鉄所属の西武車。こう見ると旧型電車の運転台は狭くて乗務が大変そうだなぁ……
こちらはこの眼科のマーク。鉄道のピクトグラムをアレンジしたようなものになっています。
この眼科の目玉はこちら。羽幌炭砿鉄道のキハ22が丸ごと1両置いてあります。茨城交通(ひたちなか海浜鉄道)に譲渡されたものを引退後に引き取ったものだとか。
建物と車両の間には黄色い線が引いてあるプラットホームが。
車両のドアは開いていて、ホーム上に自動販売機があるので少なくとも本当に眼科医に用がある人は車内にも入れるのでしょう。眼科に用のない単なる鉄道マニアはどうなのか気になったのですが、受付が混雑していたので訊ねるのはやめておきました。
ホーム屋根(?)も付けてあったので雨の日でも濡れずに乗車できそうですね。
手前の柵に付けてある看板と共に。
これだけではありません。駐車場には看板代わりの鉄道車両があります。
EF66の運転台です。道路に顔を向けて置いてあります。目を引く「看板」です。ほしあい眼科のヘッドマーク付き。
こんな角度からEF66の床下を見られる場所は非常に珍しいでしょう。
送迎バスにもこだわりを感じました。
「星合鉄道」の文字。
こちらが医院入り口にあるバス停(?)。あわせて星合鉄道バスといったところでしょうか。
ほしあい眼科ってあのほしあい眼科か pic.twitter.com/x158i5SyUa
— 💫しんゆり (@Hamanasu_PC14) October 7, 2018
今回見ることはできませんでしたが、どうやら本物の路線バスにラッピング広告も出しているようです。
ギリギリ全体が写る角度で。
見終わった後、引き続き南進して東川口駅へ行きました。一駅なので普通に歩けます。
訪問する際は業務の邪魔にならないように注意しましょう。特にキハ22は送迎バスやトラックの通り道のすぐ横にあるので、撮影に熱中して進路妨害をしないよう……