KATOのスハ43(Nゲージ)を台車枠そのまま「Njゲージ」に改造し、実車の台車の長軸仕様を再現してみた話です。

■目次
実車資料
スハ43の実車の台車の様子がよく分かる写真はこちらにあります。
また、台車の形式は違いますが長軸仕様がよく分かるのがこちらです。戦前~戦中の車両は「その時」に備えてサッと標準軌に改軌できるよう、車軸を長めにして作られていました。


京都鉄道博物館のTR11形台車です。間近でよく見えるように階段を用意してくれている神対応🙏😭
今回改造するのは単品販売のKATO品番5133-2です。TR47形台車を履いています。
元の製品にはローフランジ車輪が付いていました。横から見たときの格好が良くて好きだったのですが、いつの間にか廃止されて元に戻ってしまいましたね……脱線しやすかったのでしょうか。Nゲージ利用者のボリュームゾーンは爆走キッズ、はっきりわかんだね
車端部のディテールアップ
狭軌らしさを見るために妻面を見る機会も多いので、車端部の表現にもこだわってみることにしました。
色々と追加してこんな感じになりました。


開放テコやジャンパー栓受、エアホースはTOMIXのPZ6559「端梁パーツ(旧型客車用)」で表現できます。
【TOMIX•ジオコレ 新製品速報 10】
— モケイテツ(公式) (@mokeitetsu_com) 2024年7月11日
2025年1月発売
■N 端梁パーツ(旧型客車用)2,640円
■N ダミーカプラー(旧型客車用)3,190円
▼トミーテックLIVE まとめ▼https://t.co/xRtcL329x7#トミーテックライブ #TOMIX #トミックス #鉄道模型 #あやめ砲 pic.twitter.com/FncPVboskp
連結器本体はキハ55用のTNカプラーJC6389を使いました。従来品のTNカプラーだと胴受が目立ってしまっていたのですが、これならスッキリしていていい感じですね。連結器下のチェーン&下作用式の開放テコもJC6389の付属品です。

大手メーカーのパーツを本来の使途で使っただけですが、もはやディテールはこれで充分ですねぇ……凄い時代になったものです。
妻面を見るとこんな感じになります。それっぽい……それっぽくない?やっぱり軌間と車体幅の関係ってこんなもんだと思うんですよ。

これでもロクハンのR270カーブをクリアできます。

ちなみに中間封じ込めにしてしまう箇所ならJC6372、JC6374、JC6376あたりが最初から開放テコ付きのTNカプラーとなっていて良さげなのですが、残念ながらどれも市場在庫がありませんでした。あやめちゃん再生産して♡
昭和の鉄道にみられる長軸車/短軸車の作り分けはHO/13mmゲージの特権!的な風潮がありますが、実は1/150でも楽しめます。ぜひ試してみてください。
余談:下作用式開放テコの動作の様子
模型を作っていて機構が気になったので調べたら動画がありました。うpありがとうございます!
どうでもいい話
せっかく車端部を加工するならスハじゃなくてスハフのほうが良くない?という疑問はあるとは思います。
理由は単純かつしょーもなくて、長軸車の再現をやってみたい!と思ったときに手元の旧客がこれ1両しかなかったからです() これを買って貰ったのは確か中学生の頃だったように思います……あの頃は何も知らなかったので、適当なSLの後ろにスハと貨車を繋げて走らせたりしていました(←車掌不在!)が、それでも十分楽しかったですねぇ。
トシを食って随分マニアックな人になってしまいましたが、これからも変わらず鉄道模型を楽しんでいきたいと思います。
