買ったばかりのロクハンのポイントが2回転轍したら動かなくなった話です。異臭を放ったのちスライダーの部分がガチガチに固まって動かなくなりました。
というわけで分解してみました。
……はい。接点金具とトングレールを動かすスライダーのコイルが道床に張り付いていました。コイルが発熱し溶着したようです。
底面カバー側に取り付けられていたネオジム磁石が崩壊していますね。
ここからは推測ですが、おそらくは
経年劣化でネオジム磁石が膨張
↓
崩壊し裂けた表面のメッキ層がコイルの絶縁層を傷付ける
〜〜ここまでが私の手元に来る前に起こる〜〜
↓
何も知らないまま通電させて発熱、道床に溶着してしまう
といったところでしょうか。
昔買ったトイラジの『Qステア』のステアリング機構も久しぶりに出してきたら同じ理由でまともに動かなくなっていたので、これはもうネオジム磁石を使った製品の宿命でしょう。
とりあえずこの分岐器はコイル、磁石と電源ケーブルを外して手動ポイントとして使うことにしました。模型用小型コイルとかどこかに売ってないかなぁ
というわけで、少なくともロクハンの電動ポイントは固定式レイアウトに埋め込むのは避けるor定期的に交換するつもりでいるほうが良さそうです。主にHO界隈では電動ポイントの駆動系が外付けになっていますが、あれはメンテナンス性という意味合いでは合理的な構造だったんだな、などと思った次第です。