日ノ出前検車区

趣味は朝活で。最近は備忘録と化しています

【1/80】山形鉄道の鉄道むすめラッピング車を作る(2/n)


こちらの記事の続きとなります。前回は車体を箱組みして床板と走り装置を作りました。今回は小パーツ類を付けて車内を作っていきます。



・目次


ユニバーサルジョイントの置き換え

動力の伝達軸をエンドウのユニバーサルジョイントからIMONのシリコンチューブに変えました。
そういえばガラクタのφ1.5金属棒あったよな……大掃除の時に捨てちゃった!!と気づき悲しんでいたのですが、辺りを見渡したらこれがありました。


はい。タミヤのクラフト綿棒の軸径が1.5mmでした(笑)ありがたいものです。真直度の観点からも問題なさそうです。


やはりシリコンチューブは静かでいいです……が、芯振れが完全になくなるわけではないんですね。このあたりは研究が必要そうです。


連結器

HOの知識がないのでN気分でTNカプラーでいいや~~とか思っていたのですが、調べたところどうやらグレーの密自連TNはないようです。あってもコキ106用の自連でした。

KATOにもそういうバラ売りの製品はありませんでした。自動解放をやるつもりはないのでKadeeカプラーを採用する気にもなりませんでした。

色々と調べた結果、IMONカプラーにしました。なんと連結器の部分は軟質プラ製ではなくダイキャスト製だそうです。これなら塗装できますね。都合よく無塗装の「HO6001 IMONカプラー銀」が売っていたので買ってみました。
ちなみにIMONカプラーがダイキャスト製な理由は商品ページに書いてあり、

貨物列車などで機関車の牽出し時、遊間が詰まって居たモノが伸びる金属音を残したかったからです。

とのこと。酔狂だなぁ。

って思っていたら、2021年9月?の新製品としてIMONカプラーのグレーが発売されたのでそちらを採用することにしました。形状も自連ではなく密自連ですしこちらのほうがNDCには向いていますね。


連結器胴受

せっかくなら付けるか~~と手元にある車両を見て絶望しました。

付ける余裕ねぇじゃん!!!腕が短すぎました。



というわけで連結器を買いなおしました。さっきの物はHO-121Gで、今回は腕の長さだけが違うHO-125Gを買いました。ちなみに色が「茶」となっている物もありました。模型の仕上げのイメージによってはこちらの方がいいかも知れません。

胴受の部品にはエコーモデルの「気動車胴受A」を使用します。 細い部品なので金属のほうが壊れにくくていいかなという考えです。

床板をギリギリまで延長して取り付けます。


運転台まわり


運転台を作りました。前回の記事で作った試作品の本番です。
車体への固定は磁石にしようと考えていますが、運転室の機器の調査をしていないのでとりあえず後回しにしました。


助士側の箱も作って運転台に仮止め。

箱はただの箱だと思っていたのですが、貫通路の幅を確保するために切り欠いてあるんですね。模型を作って気付きました。


反対側も作りました。荒砥方の箱には消火器入れが付いています。穴の位置決めに使った消火器の†等身大パネル†は後で立体化する予定です。


車両ケース

この辺りで未完成ながら自宅の外に持ち出す機会があったので、入れ物を検討しました。

……で、結論はIMONの紙箱でした。16番17m級用の物を買いました。もっと高い物かと思っていたのですが、(ポイント還元を考慮すれば)500円で買えるんですね。

ところで車両ケースに同梱されていた厚紙の使い方が分かりません。16番17m級専用で用意されている1枚55円の紙ですが、これ何なんでしょうね。よく分からないのでとりあえず底に沈めておきました。分かったら使おうと思います。


試運転


先述の持ち出し案件はこれでした(笑)伏せる意味がなさそうな某所です。現状では適当なNゲージ用のモーターを付けているのですが、それでいいのかの試験も兼ねています。

で、気持ちよく走ってくれました。ただし、MPギアの宿命として両側から集電できないため、分岐に低速で進入すると止まります。フライホイールとかでどうにかするしかないんですかね。
また、ウエイトとしてカッターナイフが丸ごと一本入っています(笑)これから内装品が乗ってくるので自重は増加すると思いますが、どこかの隙間にオモリを詰める必要があるかも知れません。

モーターに関しては、何周かしたところで触って様子を見たところ、一番調子がいいときのホッカイロ的な温度になっていました(笑)これはさすがに変えた方がよさそうですね。今のところは外径φ12~12.5(諸説あり)のLN12を検討しています。これは確か真鍮7両を余裕で引っ張っていたかな?と思います。


続きます。

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