出先で見かけて衝動買いしたガチャです。300円でした。カーモデルで1/87という妙なスケール、これは明らかに砲身が「こっち」を向いていますねぇ。ありがたく買わせて頂きました。
トイズキャビンの『1/87 TOYOTAアルファード・ヴェルファイアコレクション』で、引いたものはアルファードの†ダークレッドマイカメタリック†です。
裏側も作り込まれていますね。スケールも車種もなく社名の刻印だけなのが潔いです。
ただ、気になるのが組み立てです。
部品がちゃんとはまっていません。押し込んでも動きません。これは頂けないですねぇ。
また、ホイールの印刷もズレていました。
というわけで分解しますが、ここが一番の賭けです。内部がどうなっているか分からないので、結局のところマイナスドライバーを突っ込んでエイッ!\バキッ/するしかないんですよね。調べても情報が出て来なかったことがこの記事を書いた理由だったりします。実質HOの車両だし室内表現したい人もいるでしょ?
というわけで、
エイッ!\バキッ/
はい。無事に取れました。ボンネットの下に2本、最後部の両端に2本の4本柱で上下が繋がっています。座席の作り込みが凄いですね。床板と一体ではなく別パーツです。横からだと濃いスモークガラスで見えないのですが、そういう所まで作るこだわりが大好きです。
運転台もこの作り込みです。
まず車体内側のバリが目立っていたので面取りしておきました。
ガラスも気合で外しました。
バックミラーも作って塗装までしてあるこだわりようです。
フロントガラスの左右の柱(自動車業界的にはAピラーと呼ぶようです)のバリが大きく、ガラスと接触してAピラーそのものが歪んでいたので削っておきました。
問題のリアガラスに着手します。正常にはまっていないのが分かります。
詳細は省きますが取れました。ガチガチに固まっていて外すのに難儀しました。まさか塗料生乾きの状態で組み立てているのか……?
リアガラス&後部標識灯の部品を削り嵌め合いを調整して組み戻しました。これでいい感じですね。ホイールの銀印刷ははみ出している部分だけ削り落としておきました。
というわけで、組み戻して分解整備は完了です。ずいぶん良くなりました。300円+小加工で1/87のカッコいいカーモデルになるのですから凄いものです。
トイズキャビンさんとしてはこれが初めての1/87モデルだったようで、その理由を探るべくTwitterを見ていたらこんな情報がありました。
遅れております、「1/87アルファード・ヴェルファイアコレクション」ですが、9月中旬辺りのメーカー出荷になりそうです。65mmカプセルに収める為にスケールを縮小する際、国際スケールの1/87を選択しましたが、工程は64と全く変わらず、大変でした( ^_^ ;)HO好きな人も回してくださいね! pic.twitter.com/8DNgm5WTGR
— 株式会社トイズキャビン (TOYS CABIN Co.,ltd) (@TOYSCABIN) 2020年9月6日
大型ワンボックスカーは1/64だと業界標準のカプセルに入らないという事情なんですね。特に模型鉄を狙ったとかそういうことではないようです。
ただ、HOサイズの自動車は製品が少なく空白地帯が非常に大きいです。バリエーション展開に商機はあると思うのですがいかがでしょうか?個人的には無蓋室付きの軽トラが欲しいな~~なんて思っていたりします、名鉄のアレに改造するみたいなネタがあると思うんですよあとハイエースなんかもいいですね緑のJRマークでも貼ればあっという間に(
後日追記
【7月ガチャ新製品のご紹介②】
— 株式会社トイズキャビン (TOYS CABIN Co.,ltd) (@TOYSCABIN) 2023年3月28日
「1/64スズキキャリイ2 荷物付き 400円」
3年前にリリースしたキャリイに、幌や荷物を追加して発売します。様々なシーンで活躍する軽トラですが、特に1/64カタナとアドレスが画期的!(自画自賛)🏍️ pic.twitter.com/lCHhJLNWYa
無蓋室付きの軽トラ、再版されるみたいですね。1/64かぁとか思っていたのですが、1067mmの1/64はだいたい16.67…mmと、HOゲージの16.5mmにかなり近いです。これはアリなのでは……!?
つづく!かも