日ノ出前検車区

趣味は朝活で。最近は備忘録と化しています

ZZトレインのモーター車輌を分解してみる

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バンダイから発売されていた軌間4.6mmの鉄道模型(?)です。

生産は終了している模様ですが、今でも中古模型店or中古おもちゃ屋に行くと売っていることがあります。



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裏返すとこんな感じ。

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大きな銀色のネジを外すと、電池が入れられます。普通に走らせるだけなら、外す必要があるのはここまでです。
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車両後方のカバーも外してやると、
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歯車とモータが現れます。
車両前方の基板は電源スイッチ。0系の方は、ねじ止めでなくテープで固定されていたので、取り外しを諦めました。


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歯車部分。減速と回転軸の方向転換が行われています。


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駆動装置は黒いケースでまとめられています。

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E231の方のスイッチを取り出すとこんな感じ。


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車両に電池を積み込むタイプなので、線路がなくても走れます。

…がしかし、実際に走らせてみるとスケールスピードよりもかなり速く、小さなレイアウトでまったり、といった感じではありませんでした。連結できる両数も、動力を含め3両までだったようです。さらに、「ZZトレイン」の名前の由来が、走るときにジージーと音を立てることだったそうで。模型というよりはオモチャですね。

しかし、走行機器がここまで小さくまとまっているオモチャはなかなか見かけません。何に転用できるかが楽しみです。


ちなみにこのZZトレイン、バンダイの製品だそうです。沢山の失敗を経験しつつ、何度も鉄道の世界に斬り込んだバンダイ。今となっては、一応は「玩具」なはずのBトレインショーティー大きなお友達から財産を巻き上げる(他人事じゃない)程に成長しています。この商品は残念ながら不発に終わったようですが、鉄道ファンは何を欲しがっているのか、それを体当たりで学んでいく過程にあった商品なのだろうな…などと考えていました。

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