素材はもちろん相鉄モニ2000。限定販売品やんけ…と思うのが普通ですが、何が背景にあるのかは分かりませんが秋葉原のポポン○ッタに行くと毎回のように見かけます。意外と入手は容易です。
・車体の加工
モニ2000と似ているようで色々と似ていないので、車体形状も変える必要があります。種車の非対称性ゆえ、モニ2両分のパーツを使います。
側面は、片方のドアを埋めて帯を追加、車端部の下方向のでっぱりと銘板を削り、さらに窓を開けました。
いきなりですが、写真をあまり撮っていなかったので車体の加工が終わった姿を。組みあげるとこんな感じです。
前面は配管を一ヵ所だけ残してモールドの大部分を撤去し、尾灯は鉄コレからとったものを貼りつけています。ステップは103系用の金属パーツを利用しています。
ドア窓は黄色い塗料をシンナーで落とし、余計なモールドを削ったら爪磨きでなめらかにしています。
屋根はパイピング片方だけを残し、全てのモールドを撤去。後から水切り(?)と箱のようなもの、ランボード、ステップを追加しました。ライトは鉄コレのモニ2000の物を付けています。
サボ受けは差し替え可能な金属パーツのTTP241-01「私鉄用正面サボ受#1」を使用。N版の試作として付けてみました。
・塗装
黄色一色ではないのがこの車両の魅力。Mr.カラーのNo.34「スカイブルー」を吹いて、イナズマをマスキングします。
特に実車の塗装パターンを正確にコピーしたわけではなく、マスキングテープからそれっぽく切りだしたものを貼りつけています。
前面と屋根はメタルプライマーからのサーフェーサーを塗っておきます。
その上で、Mr.カラーのNo.113「RLM04イエロー」で全てのパーツを塗装。明るすぎず暗すぎず、使いやすくていい色なのですが、隠ぺい力が極端に弱いのが玉に瑕…
マステを剥がします。
この上に某所で入手した専用デカールを貼り、半ツヤのクリアーで保護します。デカールに前サボも含まれていたので、0.1mmプラ板に貼りました。
車体を組み上げるとこうなります。いいんじゃない?
屋根板も塗装。屋根のグレーはガイアノーツの「ニュートラルグレーⅢ」を使用しています。
最後に、アンテナを設置し、透明ランナーを焼き延ばして作製した尾灯のレンズを設置し、前照灯にグレーと銀で色差しをしたら…
完成!!
2020/10/27追記:N版を作り始めました。
・更新履歴
2017/10/03 投稿
2020/10/27 N版制作記へのリンク追加